ガレット・デ・ロアセット
折りパイにアーモンドクリームが入ったお菓子で、中にフェーヴと呼ばれる陶製の小さな人形が一つ入っています。
キリスト教の公現節に家族で切り分けて食べます。フェーヴが当たった人は、王冠をかぶって祝福を受け、幸運が1年間継続するといわれています。
販売時期:1月
BAIGETSUDO
SWEETS
STORY 01/03
スポンジケーキ、カスタードクリーム、生クリームに黄桃とパイナップル。洋菓子としてよくつかわれている材料の組み合わせですが、どこにもないケーキ。それが、梅月堂のシースクリームです。誕生は、梅月堂が本格的に洋菓子専門店として歩みはじめた昭和30年ごろ。初代シースは、カスタードクリームをはさんだブッセ生地に、生クリームとフルーツをトッピングしたもの。当時は生クリームが流通するようになり、日本における洋菓子文化が花咲きはじめたころ。ブッセ生地がまるで豆のさやのようだったことから英語の「シース」と名付けられたそうですが、実は「シース」とは刀のさやのことだった。なんてオチも、シース伝説のひとつです。
STORY 02/03
シースクリームが誕生した当初は、お店に冷蔵設備がなかった時代。できたてを店頭に並べて売るスタイルでした。ブッセ生地からスポンジケーキにかわり、生クリームに黄桃とパイナップルがのった現在の原型となった二代目シースが、長崎のお菓子の定番として親しまれるように。昭和40年代になると、トラックでシースクリームをお店に運べば、その場で完売してしまうくらいの勢いでした。スポンジケーキのまわりには、「そぼろ」と呼ばれる生地のきれはしをまぶしていました。いまでもこのそぼろ付きのシースクリームを懐かしむ方が多くいらっしゃいます。小判型、四角と形を変えながら、現在のシースクリームは四代目になります。
STORY 03/03
苺のショートケーキが全国的な洋菓子の定番だとしたら、長崎の定番はシースクリーム。これまでマイナーチェンジはあったものの、カスタード、生クリーム、黄桃とパイナップルの組み合わせはずっと変わっていません。なんどかフルーツを変えてみたりしたことはありますが、やはりスタンダードなこの組み合わせに落ち着くわけです。シンプルだからこそ、長続きしている。だから、ずっと愛されている。そう信じて、今日もわたしたちはシースクリームをひとつひとつ手づくりでつくっています。
長崎の洋菓子といえば、梅月堂がつくったオリジナルのシースクリーム。口溶けがやわらかいスポンジケーキと、香りたつコクのあるカスタードクリーム。軽やかな生クリームと黄桃とパイナップル。シンプルな組み合わせが絶妙な調和を生む、ロングセラーのお菓子です。
444円(税込480円)
STORY 01/02
梅月堂の看板商品、シースクリームをつくる際には、卵黄をふんだんに使うカスタードクリームが欠かせません。残った卵白をつかって、なにかお菓子をつくれないか。そこで注目したのが、ラングドシャ生地を焼いてくるりと巻く、ヨーロッパに古くから伝わるシガレットというお菓子でした。そう、梅月堂の看板商品のひとつである「南蛮おるごおる」です。さいしょは、焼きたての熱々の生地を、鉄の棒でひとつひとつ巻いていました。しだいに人気となり、たくさんの量を一度につくるにはどうすればいいのか。そこで、やさしい手仕事を再現する機械を開発することに。この生地をくるりと一巻きにするために、試行錯誤を繰り返し妥協のない商品への想いが込められています。
STORY 02/02
南蛮おるごおるが誕生したのは、50年ほど前。その当時の梅月堂には、長崎の文化人たちが集まって、お菓子とお茶を楽しみながら、文化芸術の話に花を咲かせていました。パッケージの版画は、当時梅月堂に通っていた田川憲さんの作品です。この田川さんの作品なしでは、南蛮おるごおるは語れないほど、大事に、大事にしてきました。当時の南蛮おるごおるのパッケージは、実際の葉巻の箱を調達して、分解して、焼き印を入れ、手づくりでつくったものでした。夜な夜な手作業で箱づくりに励んでいたといいます。そんなものがたりを封じ込めて、南蛮おるごおるは受け継がれているのです。
ヨーロッパに古くから伝わる、葉巻型のシガレットというお菓子。サクサクとした食感のなかに、深くリッチな味わいにこだわった梅月堂の人気商品です。プレーンとショコラの2種類あります。
10本入り 806円(税込870円)
STORY 01/04
洋菓子屋さんの定番、
マドレーヌ
上質なバターとアーモンドをつかって、ラム酒で仕上げたしっとりと焼き上げたマドレーヌ。丸型の少し大きめサイズのマドレーヌは、家庭でつくられたような懐かしい味わいです。
241円(税込260円)
STORY 02/04
梅月堂に復活した、
長崎の縁起菓子
長崎のお節句やお祝いの席での贈り物として伝えられる桃カステラ。梅月堂は、ほどよい甘さにこだわり、職人がていねいに仕上げています。10月から5月下旬までの期間限定販売です。
741円(税込800円)
STORY 03/04
ロング、ロングセラーの
定番菓子
たっぷりのりんごをパイ生地で包み込んだ、梅月堂の定番アップルパイ。スタンダードな洋菓子だからこそ、素材ひとつひとつにこだわり、丁寧に焼き上げています。
361円(税込390円)
STORY 04/04
長崎産の、
レモンのかおり
長崎県産のレモンをつかったレモンの風味をぞんぶんに楽しめる一品。ふんわりとやわらかく、しっとりとした食感を残した生地が自慢です。梅月堂はコーティングにチョコをかけるスタイルです。
259円(税込280円)
店頭で「いつものをお願い」といわれると、ちょっと、いや、かなりうれしくなっちゃいます。
梅月堂の長い歴史のなかで愛されてきた商品のこと、だれかの定番になっているお菓子のこと、
お客さまに教えてもらいました。
長崎への想いと成長の軌跡
長崎市でおくんちのお下りの日に生まれ、今も半分は長崎に暮らしています。学生の頃、憧れだった「シースケーキ」を自らの給料で初めて買えた時はとても嬉しかったです。誕生日には、母が「フリュイ」のケーキを買ってくれます。これからの益々のご発展をお祈りしております!
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